2022.06.15
【鹿角紫根染・茜染】
大切に未来へ繋げて行きたいの
この技術と伝統を 守り 伝え続けていきたい
でも ひとりで できることではなくて
こうして みんなが力になってくれるから できることなの
穏やかで柔らかな声
凛とした美しさ
優しさ 強さ ぬくもりを感じる言の葉
地球環境や世の中が変化していく中で 伝統を継承していくということは そんなに容易いものではない
誇りと使命感と、そのものを愛する心が 人を動かすのだろう
今日は香織常務と一緒に「視力5.0」の取材
鹿角市花輪の自宅敷地内に工房を構え 鹿角紫根染・茜染の伝統を守り続けている関幸子さんに会いに行ってきました
1300年前の奈良時代
鹿角の地に自生していた「ムラサキ」「アカネ」という植物の根を使って染める紫根染・茜染の技法が生まれたと言います
いにしえから伝わる 鹿角紫根染の優美で深く鮮やかな「紫」は 時を超えて人々を魅了する
貴重な作品や資料を拡げながら 丁寧に分かり易く教えてくださいました
この掛布団は90年以上前に染め上げられたもので、色褪せるどころか 時を経て より深く鮮やかな色になってきているのだそう
工房も見学させていただきました
取材の内容は 後日改めて記事にしますが まずは画像だけでもご紹介
最後に美しいお庭で記念撮影
向かって一番右にいらっしゃるのが この素敵なご縁を結んでくださった香織常務の大切なご友人 吉田孝子さん
とてもとても有意義な午後となりました
関さん 孝子さん 貴重な時間をありがとうございました
来月は工房で実際に染めの工程を見学させていただく予定なんですよ!
引き続き よろしくお願いいたします
今日 改めて感じた 私が鹿角を好きになった理由
それは
「ここに住み暮らす人たちの あたたかさと心意気」
私は ここで出逢った人たちに感謝を込めて
その人たちが紡ぐ物語を丁寧に伝えていきたいと思っています
Lots of love, NORICO
香織さん、今日は同行してくださってありがとうございました!